電子書籍って何?
どうやって買うの?
使い方・読み方は?
電子書籍の利用が増加している中で、まだ「電子書籍って何?」と思う方や、使い方や買い方に不安を感じる方がいるかもしれません。
この記事では電子書籍が分からない方や今後利用を考えている方に向けて、「電子書籍とは?」という基本的な知識から、購入方法、メリットやデメリットにいたるまで、詳しく解説します。
また、電子書籍と紙の本の比較やおすすめの電子書籍ストアも紹介します。電子書籍の利用を迷っている方はぜひ参考にしてください。
- 電子書籍とは?
- 電子書籍の買い方
- 電子書籍のメリット・デメリット
- 電子書籍と紙の本との比較
- 電子書籍に関するFAQ
- おすすめの電子書籍ストア
電子書籍とは?
電子書籍は、電子的な形式で読むことができる書籍のことです。
電子書籍は紙の書籍や本のデジタル版であり、スマートフォン、タブレット、電子書籍リーダー、PCなど、さまざまなデバイスで読むことができます。
オンライン書店や電子書籍ストアから電子書籍を購入し、インターネット経由でダウンロードします。
「eBook」「デジタル書籍」などと呼ばれる場合もあります。
ネット環境があればどこでも購入でき、書店に行く必要がなく、ダウンロードすることで、大量の本を持ち運ぶ必要がなくなり、いつでもどこでも読書が可能になります。
電子書籍の読み方
電子書籍の読み方には下記の3つの方法があります。
- Webブラウザ読む
- 電子書籍ストアの専用アプリをダウンロードして読む
- 漫画アプリで読む
Webブラウザで読む場合は、アプリをダウンロードする手間が無く、手軽に読めますがギガを消費するため、Wi-Fi環境は必須です。
アプリで読む場合はアプリをダウンロードする必要があり、手間がかかりますが、購入した電子書籍をアプリにダウンロードすることでオフライン環境でも読めるといったメリットがあります。
漫画アプリは毎日1話無料で読める「話読み」が基本で、オフラインに対応しているアプリは少ないです。
続きを読む場合は専用ポイントなどを使用するか「課金」または、広告視聴で読むことができます。
多くの電子書籍ストアはWebブラウザとアプリでも読めるので、外出先や通勤時などはアプリにダウンロードして読み、Wi-Fi環境があるところではWebブラウザで読むなど使い分けることができます。
- Webブラウザは手軽に読めるが、Wi-Fi環境必須
- アプリはダウンロードが必要で手間がかかるが、オフラインでも読めるので、外出先でも楽しめる
- 漫画アプリは基本的に話読みで「毎日1話無料」で読める。続きを読む場合は専用ポイントや課金が必要。また、オフラインは非対応
電子書籍は専用の電子書籍リーダーでも読める
電子書籍を読むのに必要な端末には、スマホやダブレット、PC以外にKindleや楽天kobo電子書籍リーダーといった読書専用の端末(電子書籍リーダー)でも読めます。
電子書籍リーダーは、軽量かつコンパクトなデザインをしており、持ち運びが容易です。これにより、大量の本を一つのデバイスに収納して、どこでも読書を楽しむことができます。
また、電子インクディスプレイが使われており、紙の書籍に似た読書体験を提供し、長時間のバッテリー駆動を実現します。直射日光下でも読書が快適であり、画面の光沢や反射が少なく、ブルーライトも発生しないので目が疲れにくいのが特徴です。
さらに、フォントサイズ、行間、文字色、背景色などの表示設定をカスタマイズできることが多いため、個々の読書好みに合わせて表示を調整できます。
なので、スマホやタブレットで読むよりも目に優しく、疲れにくいので長時間読書する方や本が好きな方にはおすすめです。
電子書籍リーダーで人気なのがAmazonの「Kindle」と楽天の「Kobo」の2つです。
Amazon Kindle電子書籍リーダー
Kindle電子書籍リーダーは「Amazon」が販売している読書のための専用端末です。
Amazonをよく利用する方やAmazon Kindleを利用している方におすすめです。
特徴
- 薄くて軽いボディでお気に入りの本を持ち歩き
- フロントライトを搭載で目に優しい読み心地
- 紙のような読みやすさのe-inkディスプレイを搭載で様々なシーンで快適に読書
- 文字のサイズや太さの調節など本にはない機能
- 一度の充電で最大10週間読書が楽しめる長時間バッテリー
楽天Kobo電子書籍リーダー
楽天Kobo電子書籍リーダーは楽天が販売している読書専用端末です。
楽天ユーザーや楽天Koboを利用している方におすすめです。
特徴
- 文字の大きさが自由自在に変えられる
- 長時間読んでも目が疲れにくいディスプレイ
- 大容量でバッテリーが長持ち
- 持ち運びやすいサイズと重さ
- 読書環境にあわせた色合い調整
別記事で楽天Kobo電子書籍リーダーについて解説しているので、是非、参考にしてください。
【関連記事】
電子書籍の買い方
電子書籍の買い方は電子書籍ストアでクレジットカードを利用して購入したり、ストア専用の「ポイント」や「コイン」を購入して、その専用「ポイント」「コイン」で電子書籍を購入することになります。
多くの電子書籍ストアではクレジットカード、キャリア決済、ポイントやコイン決済が多く、ポイント還元されるストアがほとんどです。
ポイント還元やクーポン、キャンペーン・セールを常時開催しているので店舗で購入するより安く本を買うことも可能です。
電子書籍ストアでの買い方の流れは以下の通りです。
- 電子書籍ストアにログイン
- 購入したい漫画や小説を探す
- 買いたい本を見つけたらカートに入れ購入手続き
- 支払い方法を選択
- 最終確認をして購入確定
購入が確定したらWebブラウザまたは専用アプリですぐに読書が開始できます。
電子書籍のメリット・デメリット
電子書籍はスマートフォンやタブレットに保存でき、複数の本を一つのデバイスで持ち運ぶことができ、いつでも、どこでも読書を楽しめる事が最大のメリットです。
この他にもメリットや、デメリットがあります。
電子書籍のメリット・デメリットを知って、快適に読書を楽しみましょう。
電子書籍のメリット・デメリットは以下の通りです。
項目 | 電子書籍 |
---|---|
メリット | 劣化・紛失しない 沢山の書籍を持ち歩き可能 クーポンなどで安く購入できる 置き場所に困らない いつでもすぐに購入できる PC・タブレットで大画面で読める 誰にもバレずに購入できる 暗い場所でも読める |
デメリット | ダウンロードする場合は端末の容量圧迫 端末の電池が切れたら読めない ネット環境が必要 売却できない 紙の本と発売日が違う 目が疲れる サービス終了で読めなくなる可能性がある |
それぞれ詳しく解説します。
メリット:劣化・紛失しない・置き場所に困らない
紙の本は繰り返し読んだり、持ち運びしているうちに本が劣化してしまいます。しかし、電子書籍ならば、劣化することはありません。
また、紛失の心配もありません。間違って削除してしまっても、電子書籍ストアのアカウントがある限り、再ダウンロードが可能です。
本の劣化が気になる方や、紛失してしまう方は電子書籍にすることでこれらの心配を無くすことができます。
さらに、電子書籍ならば本の置き場所に困ることはありません。本棚も不要です。スマホやタブレットがあれば、多くの本を一つのデバイスに収めることができます。
メリット:沢山の書籍を持ち運びできる
紙の本の場合、外出先や通勤時に沢山の本を持ち運ぶことはほぼ不可能です。
しかし、電子書籍はダウンロードすることで、沢山の漫画や小説、雑誌など持ち運びができます。
また、ダウンロードすることで、オフラインでも読書することができるので、いつでも、どこでも好きな時に快適に読書することができます。
メリット:クーポンなどで安く購入できる
多くの電子書籍ストアでは会員登録するだけで、お得なクーポンを配布していたり、定期的なクーポン配布・セールやキャンペーンを常時、実施しています。
また、購入金額に対して最大30%ポイント還元などを実施しているストアも多いです。
これらのキャンペーンやポイント還元・クーポンを利用することで「紙の本」より安く購入でき、書籍代の節約が可能になります。
お得なクーポン
- Amebaマンガ:100冊40%OFFクーポン
- DMMブックス:初回90%OFFクーポン(割引上限2,000円)
- eBookJapan:6回使える70%OFFクーポン
- BookLive:50%OFFクーポン
メリット:いつでもすぐに購入できる
紙の本の場合、書店に行く手間やネットで購入しても届くまでに時間がかかるなど、不便ですが、電子書籍はネット環境があれば、いつでも、どこでも漫画や小説を購入でき、すぐに読書が開始できます。
すぐに読みたい本がある場合などは、電子書籍を利用することでかなり便利になります。
また、自宅で簡単に購入できるので、人に知られたくない本を購入したい時でも、誰にもバレずに購入できます。
メリット:大画面で見れる
電子書籍はPCやタブレット、電子書籍リーダーで読むことで、大画面で見ることができます。
特に漫画などは大画面で見ることで迫力のある読書ができるようになります。
また、大画面なので小さい文字なども、紙の本比べると読みやすくなるのもポイントです。
デメリット:端末の容量圧迫
電子書籍をダウンロードすると、スマホやタブレットなどの容量を圧迫してしまいます。
容量が少ないモデルを使っている方は容量が足りなくなり、アプリの削除やダウンロードしてある作品の削除、スマホやタブレットに入れてある動画や写真を削除する必要が出てくるので注意が必要です。
デメリット:売却できない
電子書籍は一度購入すると売却できません。紙の本の様に「読まなくなったから売却する」ということはできないので注意してください。
電子書籍ストアの中にはレンタルサービスを実施しているストアもあるので、1度読めれば十分という方はレンタルサービスを提供しているストアを利用するとお金の無駄を省くことができます。
デメリット:紙の本と発売日が違う
紙の本と電子書籍が同時で発売される場合もありますが、中には紙の本と電子書籍では発売日が違うことがあるので注意が必要です。
新刊が発売されすぐに読みたい人や、電子書籍の配信予定日が紙の本の販売日より遅くないか、事前に確認しておきましょう。
おすすめの電子書籍ストア
電子書籍のメリット・デメリットなど紹介しました。
次は、おすすめの電子書籍ストアを紹介するので、どのストアを利用したら良いか分からない方や迷っている方は是非、参考にしてください。
楽天Kobo
総合評価
- 楽天株式会社が運営する電子書籍ストアなので安心・安全。
- 品揃えが400万冊以上で豊富。洋書の扱いは190万冊以上。
- 無料作品数は他の電子書籍ストアと比べると少ない。
- 最大ポイント16%還元など楽天ユーザーは楽天SPUでメリットが大きい
- 毎月最大20%OFFクーポンの配布やキャンペーンが豊富
- ストアやアプリは使いやすく、総合的に読みやすい
- 利用台数が無制限で家族とシェアや違う端末で読める
- 支払い方法はクレジットカードか楽天ポイント
- 画質はキレイ
楽天Koboはオフラインでも読むことが可能です。
特に楽天ユーザーにおすすめのストアで、楽天SPUやお買い物マラソンなどポイント還元UPや、毎日使える20%OFFクーポンを配布しています。
取り扱い冊数は国内最大級、とりあえず、読みたい作品を検索すればすぐ、見つけることができます。
また、専用リーダー「楽天Kobo電子書籍リーダ」を使うことでより快適に読書できます。
楽天ユーザーは是非、利用してみてください!
\楽天SPUで還元率UP /
コミックシーモア
総合評価
- 大手NTTグループの「NTTソルマーレ」が運営する電子書籍ストアなので安心・安全。
- 品揃えが116万冊以上で豊富。
- 無料作品数は18000冊以上で他の電子書籍ストアと比べても豊富。
- 初回特典70%OFFクーポンやセール・クーポンが豊富
- 80%ポイント還元がたまにある。
- 読み放題サービスやレンタルサービスがある。
- ストアやアプリは使いやすく、総合的に読みやすい。
- 利用台数が最大5台まで。
- 支払い方法は14種類から選べる
- 画質はキレイ
コミックシーモアは高いポイント還元率やクーポンが豊富で安心・安全に、お得に購入できる電子書籍ストア。
特に漫画に力を入れており、漫画をたくさん読みたい人におすすめです。
会員登録無料で初回70%OFFクーポンとお得な「月額メニュー全額ポイント返し」が貰えます。
気になる方は是非、チェックしてみてください。
\公式ページはこちら/
初回70%OFFクーポンをGET!
Renta!
総合評価
- 株式会社パピレスが運営する電子書籍ストアなので安心・安全
- 品揃えレンタルが34万冊以上、購入が80万冊以上で豊富
- 無料作品は4,000冊以上。
- ポイントが貯まりやすく、お得にレンタルできる
- ビジネス書や雑誌は少ない
- ストアは使いやすいがやアプリが使いにくく、読みにくい
- 利用できる端末数は1台
- 支払い方法は多彩
- 画質はキレイ
Renta!は、本をレンタルするには品揃えが豊富でおすすめのストアです。ポイントが貯めやすく、お得にレンタルできます。
レンタルで気に入ったなら、無期限レンタル(購入)に変更できるのでかなり便利な電子書籍ストアです。
ポイント制なので、初めて利用する方でも使いやすく安心して利用できます。レンタルして漫画をたくさん読みたい方は是非、利用してみてください。
1、2回読めれば十分という人は、購入するよりレンタルした方が安く済みます!
\BL作品が豊富/
Amebaマンガ
総合評価
- 株式会社サイバーエージェントが運営する電子書籍ストアなので安心・安全。
- 品揃えが100万冊以上・無料作品も10,000冊以上で豊富。
- 初回特典100冊40%OFFクーポンがすごい
- お得なキャンペーンを定期的に開催
- ビジネス書や雑誌は少ない
- ストアやアプリは使いやすく、総合的に読みやすい。
- 利用台数が最大4台まで。
- 支払い方法は7種類から選べる
- 画質はキレイ
Amebaマンガは全マンガ100冊40%OFFや15%OFFクーポンなど、お得に大量の電子書籍を購入できるストアです。
特に少女・女性漫画、少年・青年漫画、ラノベマンガの取扱が多いのが特徴で、漫画・ラノベ好きは十分満足でる量があります。
とにかく、100冊40%OFFクーポンが破格なので、人気漫画や長編漫画をまとめてお得に購入したい方に、かなりおすすめの電子書籍ストアです。
気になる方は是非、会員登録してクーポンGETしましょう。
100冊40%OFFクーポンは配布時期によって100冊半額クーポンになることもあります!
\100冊40%OFFクーポン/
DMMブックス
総合評価
- 合同会社DMM.comが運営する電子書籍ストアなので安心できる
- 初回限定90%OFFクーポンがもらえる
- 品揃えが98万冊以上で豊富。オトナコミックNo.1
- 特典やセール、キャンペーンで安く購入できる
- ストアやアプリは使いやすく、便利な機能が多く使いやすい
- 利用台数が無制限で家族とシェアや違う端末で読める
- 支払い方法も多数あり
- 画質はキレイ
\DMMブックスのお得情報/
初回限定90%OFFクーポン配布中!
利用条件と内容
- 無料会員登録で初回限定90%OFFクーポンをGET!
- 割引上限2,000円
- 1人1回限り
- 開催期間:常時開催(予告なく変更・終了あり)
- DMMブックスで有料作品を購入したことがない方
- FANZAブックスでも利用可能
4,000円以内であれば50%OFFクーポンより安く電子書籍を購入できます。以前は上限3,000円の70%OFFクーポンでしたが、上限2,000円の90%OFFクーポンに変更になりました。
今後も割引額や条件の変更、配布の終了の可能性があるのでまだGETしていない方はお早めに!
また、FANZAでも初回クーポンを配布しています。気になる方はこちらもチェックしてみてください。
\無料会員登録で90%OFFクーポンをGET!/
電子書籍に関するFAQ
電子書籍に関するよくあるFAQを紹介します。
紙の本と電子書籍、どちらが安いですか?
電子書籍の方が安く購入できる可能性があります。
ほとんどの、電子書籍ストアではクーポンをはじめ、セールやキャンペーン、ポイント還元などを常時開催しています。
なので、これらのクーポン・キャンペーンを利用することで紙の本より安く購入できます。
電子書籍はネット環境が必要?
基本的には必要です。
電子書籍の購入やダウンロード、専用アプリのダウンロードはネット環境が必要です。携帯回線でもダウンロードや購入などできますが、ギガをかなり消費するのでWi-Fi環境での読書・ダウンロードがおすすめです。
アプリに書籍をダウンロードすればオフラインでも読むことができるので外出先や通勤時などはオフラインでの読書がおすすめです。
ギガの節約や電波の悪いところでもサクサク、快適に読書できます。
購入した電子書籍は複数の端末と共有できる?
できます。
電子書籍ストアによって共有できる端末台数が違いますが、複数端末と共有可能です。
ただし、共有する場合は以下のことに注意してください。
- 家族以外の共有は違法になる可能性あり
- 勝手に本を購入される可能性がある
- 何を読んだかバレる可能性がある
電子書籍ストアを退会したらどうなる?
電子書籍ストアを利用しなくなった場合、退会(アカウントの削除)をすると今まで、購入した本すべて読めなくなります。
また、ストア専用ポイント(コイン)など全て消失するので、退会する場合は注意しましょう。
ほとんどのストアでは会員登録は無料なので放置がおすすめです。「月額コース」などの毎月課金するコースに登録した場合は、「月額コース」などを解約してから、放置しましょう。
まとめ
「電子書籍とは?」という基礎知識の解説と電子書籍の読み方やメリットとデメリットなどを紹介しました。
電子書籍を利用することで、スマホやタブレットに沢山の漫画や小説を入れていつでも、どこでも読書ができ、紙の本と比べても安く購入できるなどメリットがあります。
端末容量の圧迫などのデメリットもありますが、電子書籍は読書好きにはかなりメリットが大きいです。
漫画や小説を気軽にどこでも読めるのが電子書籍の魅了でもあります。
この機会に、電子書籍の利用を迷っていた方は、是非、利用の検討をしてみてください。
別記事で各、電子書籍ストアについてまとめてあるので、気になるストアをチェックして参考にしてください。