
「X-MENってたくさんあるけど、どれから観ればいいの?」
「MCUとはどうつながってるの?」
そんな疑問を一度でも持った方に向けて、本記事ではX-MENシリーズの最適な“見る順番”を、目的別にわかりやすく解説します。
- 初心者向けの「公開順」
- ストーリー重視の「時系列順」
- 時間がない人向けの「厳選コース」
- 見なくても良い作品&スピンオフ
さらに、2024年公開『デッドプール&ウルヴァリン』からの変化や、今後のMCUでの再起動(リブート)動向もカバー。
X-MENとMCUがどのように融合していくのかを、最新情報と共に詳しく解説します。
実体験に基づいた「今から観るならこれ!」という視点で、無駄なく楽しむための視聴順や配信サービス情報をまとめました。
中でも注目は、Disney+(ディズニープラス)。
2025年8月時点で、ほぼ全てのX-MENシリーズが見放題で揃っている唯一のVODサービスです。



MCU作品も並行して楽しめるので、「シリーズ横断視聴」には最適ですよ!
「X-MENシリーズは複雑」と感じていた方こそ、本記事を活用して、映画の面白さを倍増させてください。
\X-MENシリーズ全作見放題配信中!/


Disney+公式サイト
X-MENシリーズとは?(ざっくり解説)


Disney+公式サイト
はじめてX-MENシリーズに触れる方に向けて、その魅力と背景、そして押さえておきたいポイントを解説します。
これから紹介するX-MENシリーズ「見る順番」を理解するために、ざっくり把握しておくと、グッとわかりやすくなりますよ。



押さえておきたいポイントをざっくり見ていきましょう!
20年以上続くマーベルの人気シリーズ
X-MENシリーズは、2000年に公開された映画『X-MEN』からスタートしました。
それから実に20年以上。2024年現在までに14作品が公開されており、スーパーヒーロー映画ブームの礎を築いた伝説的シリーズとして映画史に名を刻んでいます。



私自身もVODで初めて『X-MEN2』を観たとき、「あれ?アメコミ映画ってこんなに重厚だったっけ」と衝撃を受けた記憶があります。



超能力や派手な戦闘だけでなく、人間ドラマの奥深さにグッと引き込まれますよね。
実際にIMDbでは『X-MEN2』が【7.4/10】Rotten Tomatoesでは【85%】と高評価を得ており、ファンの間でもシリーズ屈指の名作とされています。
ミュータントたちの戦いと人間社会との葛藤
このシリーズの核心は「異能ゆえに差別されるミュータントたちの葛藤」です。
プロフェッサーX率いるX-MEN(共存派)と、マグニートー率いるブラザーフッド(過激派)という対立構造は、まさに現実社会における人種差別やマイノリティ問題を投影しています。
私が特に感情移入したのは、ミスティークの「私は私よ(Because we shouldn’t have to hide.)」というセリフ。



見た目が異なることがどれだけ生きづらいのか…。
この辺りは、X-MENシリーズが単なる娯楽映画にとどまらず、社会派SFとして評価される理由でもあります。
シリーズが多く、時系列が複雑で初心者は迷いやすい
一番の“あるある”ですが、X-MENシリーズは公開順と時系列が異なり、初心者が混乱しがちです。
例えば『X-MEN:フューチャー&パスト』は、1973年と2023年を行き来する作品で、ここで「時間軸の分岐」が発生。
つまり、旧タイムライン(未来改変前)と新タイムライン(未来改変後)の2つの世界が同時に存在するんです。
旧タイムライン(未来改変前)と新タイムライン(未来改変後)の公開年と時系列は以下の通り。
未来改変前の時系列(旧世界線)
作品名(邦題) | 時代設定 | 内容の概要 |
---|---|---|
X-MEN: ファースト・ジェネレーション(2011) | 1962年 | チャールズとエリックが出会い、X-MENとマグニートーが誕生。 |
ウルヴァリン: X-MEN ZERO(2009) | 1970〜80年代 | ウルヴァリンの出生とヴィクターとの確執が描かれる前日譚。 |
X-MEN: フューチャー&パスト(過去パート)(2014) | 1973年 | ミスティークがトリガーになる暗殺事件が発生 |
X-MEN(2000) | 2000年頃 | ミュータントを巡る人間社会との対立が激化。 |
X-MEN2(2003) | 2003年頃 | ストライカーの陰謀でミュータントたちが団結。 |
X-MEN: ファイナル ディシジョン(2006) | 2006年頃 | “ミュータント治療薬”を巡る最終決戦。ジーンの暴走も描かれる。 |
ウルヴァリン: SAMURAI(2013) | ファイナル後 | ローガンが来日し、孤独と死を見つめ直す旅へ。 |
X-MEN: フューチャー&パスト(未来パート)(2014) | 2023年/1973年 | センチネルによる未来を変えるため、過去へ。ここで時間軸が“改変”される。 |
未来改変後の時系列(新世界線)
作品名(邦題) | 時代設定 | 内容の概要 |
---|---|---|
X-MEN: フューチャー&パスト(過去パート)(2014) | 1973年 | ローガンが過去に戻り、センチネル開発を阻止。ここから新しい世界線が始まる。 |
X-MEN: アポカリプス(2016) | 1983年 | 古代ミュータント「アポカリプス」との戦い。若きX-MENたちが結集。 |
X-MEN: ダーク・フェニックス(2019) | 1992年 | ジーン・グレイが宇宙の力により暴走。シリーズの大きな転機。 |
デッドプール(2016) | 2016年頃 | 異色のアンチヒーロー、デッドプール誕生。過激だが核心を突く物語。 |
デッドプール2(2018) | 2018年頃 | タイムトラベルやX-Force結成など、世界観がさらに拡大。 |
デッドプール&ウルヴァリン(2024) | ※変動時空 | TVA(時間変異取締局)によって時空を超える物語。X-MENとMCUの本格的接続が始動。 |
LOGAN/ローガン(2017) | 2029年 | 老いたローガンの最期。公式には“別の未来”扱い。デッドプールが介入?との噂も。 |
表を見れば分かりますが、“時間軸の分岐”が発生したことでストーリー時系列が非常にややこしくなっています。
公開順で観ていけば基本的に理解できますが、公開順を無視して時系列順に観ようとすると異なる時間軸(パラレルワールド)の物語が混在するため混乱しがちです。



正直、初見では理解不能になりかねません(笑)
そのため「公開順」での視聴がベストです。
また、物語の流れが自然で、キャラクターの成長や伏線も追いやすくなりますよ。
公開順と時系列順は後ほど詳しく解説します。
MCUとの統合が始まっている(デッドプール&ウルヴァリンなど)
そして最大のトピックは、X-MENがいよいよMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に統合されつつあること。
そして2024年公開の『デッドプール&ウルヴァリン』では、ついに旧X-MENキャラがMCUに登場します。
しかも、あのヒュー・ジャックマンがウルヴァリンとして復活。



これは過去シリーズファンも新規MCUファンも必見の一作ですね。
今後はMCUフェーズ5・6での本格リブートも控えているという噂もあり、X-MENの“第二の黄金期”が幕を開けるかもしれません。
出典:
- Variety(統合報道
- Marvel Studios(MCUフェーズ計画)
ここまで読んで「どの順番で観ればいいの?」という疑問が出てくるはずです。



次では、初心者に最適な公開順の視聴リストを詳しく解説していきます。
X-MENシリーズを公開順で見る:初心者におすすめの視聴順(全作品一覧)


Disney+公式サイト
「何から観ればいいの?」と迷うなら、まずは【公開順】での視聴が鉄則です。
複雑な時系列に惑わされず、映画が伝えたかった“順番通りの感動”を体験できます。
公開順に並べるメリット
私が最初にX-MENシリーズを一気見したときも、色々と調べた末に「結局は公開順がいちばんわかりやすい」と確信しました。
理由は以下の3点です。
物語と技術の“進化”を体感できる
公開順で観ると、映像技術の進歩や演出の変化がそのまま感じられます。
2000年の『X-MEN』ではシンプルだったVFXが、2020年代の『ダーク・フェニックス』ではCGと演技の融合で圧巻のクライマックスへ。
リアルタイムのファン体験が追体験できます。
ネタバレを避けられる
制作サイドも「この順番で観てほしい」と考えて脚本を組んでいます。
例えば『ウルヴァリン: X-MEN ZERO』を先に観ると、後のシリーズで驚きが薄れる場面も。
順当に観れば、伏線の回収やサプライズが最大限に活きてきます。
複数のタイムラインが混乱しにくい
X-MENシリーズは途中で“世界線の分岐”が起こります(『フューチャー&パスト』が境界線)。
時系列順に観ると、パラレルワールドの混乱に直面することに…。
その点、公開順なら制作意図に沿って自然に変化を受け入れられます。
X-MENシリーズ公開順リスト(2000〜)
下記は、2000年から2024年までの【公開順】によるX-MENシリーズの全作品一覧です。
- 旧三部作
- 新シリーズ
- スピンオフ
- MCU統合作
まで網羅しています。
公開年 | 作品タイトル | 補足・解説 |
---|---|---|
2000年 | X-MEN | 記念すべき第1作。すべてはここから始まった |
2003年 | X-MEN2 | ウルヴァリンの過去が明かされ、評価も高い名作 |
2006年 | X-MEN: ファイナル ディシジョン | オリジナル三部作の完結 |
2009年 | ウルヴァリン: X-MEN ZERO | ウルヴァリンのスピンオフ第1弾。前日譚 |
2011年 | X-MEN: ファースト・ジェネレーション | 若き日のプロフェッサーXとマグニートーを描く新章 |
2013年 | ウルヴァリン: SAMURAI | 日本が舞台。ウルヴァリンのサイドストーリー |
2014年 | X-MEN: フューチャー&パスト | タイムリープで過去を改変。シリーズ最大の分岐点 |
2016年 | デッドプール | 過激でメタなアンチヒーロー誕生! |
2016年 | X-MEN: アポカリプス | 新シリーズの本格始動。最古のミュータント登場 |
2017年 | LOGAN/ローガン | ウルヴァリンの最終章。感動のラスト |
2018年 | デッドプール2 | 前作よりもスケールアップ。チーム要素も追加 |
2019年 | X-MEN: ダーク・フェニックス | 新シリーズの終幕。ジーン・グレイが覚醒 |
2020年 | ニュー・ミュータント | ホラー要素の強い番外編的作品。本筋とは別枠 |
2024年 | デッドプール&ウルヴァリン | MCUとX-MENがクロスオーバー! |
個人的なおすすめは、「旧三部作」→「ファースト・ジェネレーション以降の新シリーズ」→「スピンオフ&完結作」という流れで観ること。



混乱なくX-MENの全貌を把握できます。
次はもう一つの視点——「時系列順に観たい派」のために、X-MENシリーズの“歴史”に沿った視聴法を解説していきます。
時代背景やタイムラインの分岐を理解するには、こちらも要チェックです。
X-MENシリーズを時系列順で見る:ストーリーの流れを重視したい人向け
X-MENシリーズの世界観をより深く理解したい方には、「時系列順」の視聴も選択肢のひとつです。
作品同士のつながりを時代背景ごとに追うことで、キャラクターやテーマの変化がより鮮明に見えてきますよ。
時系列順の特徴と注意点
時系列順で観る最大の魅力は、「物語が積み重なっていく過程」がくっきりと見えることです。
特にプロフェッサーXとマグニートーの友情と決裂、ウルヴァリンの長い人生と苦悩の変遷を順に追っていくことで、キャラクターへの感情移入が格段に深まります。



私も実際、2周目に時系列順で観たとき、登場人物たちの行動に対する理解度がまるで違っていたのを覚えています。
ただし、この方法には注意点があります。
- 途中で世界線(タイムライン)が分岐する
- 「未来→過去」「過去→改変後の未来」など複雑な時間移動がある
- 整合性にズレや矛盾がある作品も存在する
とくに『X-MEN: フューチャー&パスト』はシリーズ全体のタイムラインを大きく塗り替える転換点。
ここを境に「旧タイムライン(オリジナル)」と「新タイムライン(未来改変後)」に分かれるため、初見だと混乱するかもしれません。
つまり、時系列順=理解が深まるが難易度も高いということです。
そのため、初見では「公開順」、2周目以降で「時系列順」という観方がおすすめです。
X-MENシリーズ 時系列順まとめ表(時代背景付き)
X-MENシリーズの時系列順のポイントは『フューチャー&パスト』で“旧タイムライン”(オリジナル時間軸)がリセットされること。
以下の3つに分類して整理すると理解しやすくなります。
- 未来改変前の時間軸
- 未来改変後の時間軸
- 独立時間軸(パラレル)
以下は、X-MENシリーズの作品を「物語の年代(=時代背景)」に沿って並べたリストです。
分岐点となる作品やスピンオフの立ち位置も含めて解説します。
未来改変前(オリジナル時間軸)
時間軸 | 作品名(公開年) | 舞台年代 | 解説 |
---|---|---|---|
未来改変前 | X-MEN:ファースト・ジェネレーション(2011) | 1962年 | プロフェッサーXとマグニートーの若き日の物語。X-MEN結成の起源 |
未来改変前 | ウルヴァリン:X-MEN ZERO(2009) | 1845〜1979年 | ローガン(ウルヴァリン)の誕生からX-MEN加入前までの過去を描いた前日譚 |
未来改変前 | X-MEN(2000) | 2000年代初頭 | シリーズ1作目。X-MENチームの現在 |
未来改変前 | X-MEN2(2003) | 2000年代初頭 | チーム結成後のさらなる戦い。ストライカー登場 |
未来改変前 | X-MEN:ファイナル ディシジョン(2006) | 2000年代 | ジーン・グレイ(フェニックス)暴走と人類との対立激化 |
未来改変前 | ウルヴァリン:SAMURAI(2013) | 2013年 | 日本を舞台にしたローガン単独の物語。時系列はファイナルディシジョンの後 |
未来改変前 | フューチャー&パスト(2014)※未来パート | 2023年 | 絶望的未来。タイムリープのきっかけとなる年 |
未来改変後(新しい時間軸)
時間軸 | 作品名(公開年) | 舞台年代 | 解説 |
---|---|---|---|
未来改変後 | フューチャー&パスト(2014)※過去パート | 1973年 | ローガンが送り込まれて歴史を改変。未来が変わる起点 |
未来改変後 | X-MEN:アポカリプス(2016) | 1983年 | 世界最古のミュータント「アポカリプス」との戦い |
未来改変後 | X-MEN:ダーク・フェニックス(2019) | 1993年 | ジーン・グレイの覚醒と暴走。新X-MENの最終章 |
未来改変後 | デッドプール(2016) | 2016年 | 番外編的作品だが、新時間軸に所属とされる |
未来改変後 | デッドプール2(2018) | 2018年 | 同上。タイムトラベルなどありやや複雑な要素も |
未来改変後 | フューチャー&パスト(2014)※新しい未来 | 2023年 | 歴史改変による明るい未来。新たな希望が描かれる |
未来改変後 | デッドプール&ウルヴァリン | 2024年 | マルチバースやMCUとの合流の可能性がある最新作 |
独立・パラレル作品(非時間軸)
時間軸 | 作品名(公開年) | 舞台年代 | 解説 |
---|---|---|---|
パラレル | LOGAN/ローガン(2017) | 2029年 | 独立した未来世界。老いたローガンとプロフェッサーXの最終章 |
パラレル | ニュー・ミュータント(2020) | 不明 | 本編とは関係が薄く、完全なスピンオフホラー作品 |



この構造を理解すれば、「どの世界線の話なのか」がスッと頭に入りますよ。
次は、「X-MENシリーズを全作品追うのは難しい…でも見どころだけは押さえたい!」という方向けに、厳選おすすめ視聴順を紹介していきます。
名作だけを効率よく押さえたい方は必見です。
最短で楽しむ!X-MENシリーズおすすめ視聴順【名作厳選】


Disney+公式サイト
「全作品を観るのはちょっと大変……」という方には、名作だけを厳選して観る視聴順がおすすめです。
シリーズの中でも“面白さ”と“ストーリーのつながり”を両立できるベストな視聴順を、経験と考察をもとに厳選してご紹介します。



限られた時間でも、シリーズの魅力と世界観をしっかり味わえますよ。
本当に面白い&重要な作品だけをピックアップ
X-MENシリーズは14作以上ありますが、正直「観なくてもOKな作品」もあるのが本音。
実際、私自身も初見の友人から「結局どれ観ればいいの?」とよく聞かれます。
そんなときにすすめているのが、次の選定基準で厳選した作品です。
- 物語の核となるストーリー展開が含まれている
- プロフェッサーX、マグニートー、ウルヴァリンなど人気キャラの活躍が濃い
- IMDbやRotten Tomatoesで高評価を獲得している
- 初見でも観やすく、X-MENの世界観が伝わる
映画考察ブロガーとして何度もシリーズを分析してきましたが、「ここさえ押さえれば流れがつかめる!」という作品は確実にあります。
私が考える「最短で楽しめる名作7選&視聴順」はこちら。
- 『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』(2011年)
- 『X-MEN』(2000年)
- 『X-MEN2』(2003年)
- 『X-MEN: フューチャー&パスト』(2014年)
- 『デッドプール』(2016年)
- 『X-MEN: ダーク・フェニックス』(2019年)
- 『LOGAN/ローガン』(2017年)
この順番には、ちゃんと理由があります。
ストーリーのつながりに無理がなくて、キャラクターの成長や背景が自然に頭に入ってくるんです。
たとえば、『ファースト・ジェネレーション』で描かれるプロフェッサーXとマグニートーの若き日の友情と決裂。
これを先に観ておくと、『X-MEN』『X-MEN2』での2人の複雑な関係が、めちゃくちゃ刺さるんですよね。
さらに『フューチャー&パスト』では、旧シリーズと新シリーズがクロスオーバーする展開にワクワクが止まらないですし、『ダーク・フェニックス』でのジーンの覚醒は、感情移入度が段違いになります。
この流れで観ると、X-MENというチームが「ただのヒーロー集団」じゃなくて、葛藤を抱えながらも前に進もうとする“ひとつの家族”だと感じられるんです。
実際に、FilmarksやIMDb、Rotten Tomatoesなどでも、ピックアップした作品は全体的に高評価。
- 『X-MEN: フューチャー&パスト』:
Filmarks ★3.9 / IMDb 8.0 - 『X-MEN: ダーク・フェニックス』:
Filmarks ★3.4 / IMDb 5.7 - 『LOGAN/ローガン』:
Filmarks ★4.2 / IMDb 8.1
感動、興奮、切なさ、深い人間ドラマ、その全部が、ぎゅっと詰まっている視聴順です。



この順番なら、旧・新キャストの流れも追いやすく、シリーズのテーマやドラマも自然に理解できますよ。
全部観る必要ある?X-MENシリーズで“見なくていい”作品は?
X-MENシリーズは全部で14作以上ありますが、正直なところ、すべてを観る必要はありません。
時間に余裕がない方や「名作だけ押さえたい」という方は、“優先度の低い作品”をカットするのも賢い選択です。



観なくても支障ない or 評価が分かれる作品とは?
私自身、友人から「全部観なきゃダメ?」とよく聞かれますが、率直に言ってシリーズ理解に直接関係しない作品もあるのが現実です。
以下のようなパターンの作品は、後回しにしても物語の理解には支障がありません。
- 本編と直接的な繋がりが薄いスピンオフ
- 時系列の中でも重要な転換点を含まない中間作品
- キャラ単体の掘り下げに特化していて、全体の流れを止めやすい
- レビューサイトで評価が大きく割れている問題作
IMDbやFilmarksの評価、そして私自身の実体験を踏まえて、「ここは飛ばしてもOK」というラインを明確にしました。
「見なくてもいい」X-MENシリーズの作品リストを紹介していきます。
「見なくていい」作品リストと理由解説
ここでは、初心者や時間が限られている方のために、「優先度低め」と判断した作品を具体的に紹介し、その理由をわかりやすく解説します。
ニュー・ミュータンツ(2020)


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外伝的な立ち位置で、本編ストーリーにはほぼ関与なし
ホラー要素を取り入れたX-MENのスピンオフで、完全に新キャラのみで構成されています。
舞台も閉鎖病棟で、他のX-MENメンバーは登場しません。
実際、Filmarksの評価は【3.1】、IMDbでは【5.3/10】とやや低め。
制作経緯でも問題が多く、ディズニーによる買収前の“お蔵入り寸前”だった作品という背景もあります。
X-MENファンとしては「世界観を広げたかった意欲作」として観る価値はありますが、初見で観るには正直おすすめできません。
▶ IMDb|
ウルヴァリン: SAMURAI(2013)


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アクション重視だが、物語の進展にはほぼ影響なし
日本を舞台にしたウルヴァリン単独作品で、アメコミと侍映画の融合を狙った挑戦的な一本。
ただし、物語上の“シリーズ貢献度”はかなり低め。
個人的には、ロケ地や忍者アクションに惹かれてVODで鑑賞したのですが、他作との接続が弱く、「ウルヴァリンの旅物語」として独立しています。
IMDbは【6.7/10】、Filmarksも【3.5】と可もなく不可もなく。



派手な映像が観たいときにどうぞ、というポジションですね。
▶ IMDb|
X-Men アポカリプス(2016)


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テーマ性とビジュアルは評価される一方で、構成や脚本に賛否あり
エジプト神話を取り入れた最古のミュータント“アポカリプス”との戦いを描く本作。
スケール感や若きX-MENたちの成長は見応えがありますが、全体のストーリー構成がやや散漫。
実際、Rotten Tomatoesでは【47%】と評価が分かれており、映画ファンの間でも意見が真っ二つに分かれます。
私自身はビジュアル面に惹かれましたが、他作と比べると感情移入しづらい部分があり、初心者には「やや退屈」と感じられるかもしれません。
▶ IMDb|
- ニュー・ミュータンツ:本編とは無関係なスピンオフ
- ウルヴァリン: SAMURAI:単独作でシリーズ貢献度が低い
- アポカリプス:好みが分かれる“評価賛否系”作品
もちろん、X-MEN沼にハマったあとで観れば、新たな発見もあります。
ただし、最短でエッセンスだけ掴みたい人には非推奨です。
X-MENスピンオフ作品まとめ:ウルヴァリンやデッドプールの立ち位置や順番


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X-MENシリーズの魅力は、本編だけでなくスピンオフ作品にもあります。
特にウルヴァリンとデッドプールは人気も高く、シリーズに欠かせない存在です。
ただし、時系列や本編との接続が少し複雑なため、ここでしっかり整理しておきましょう。
ウルヴァリン三部作の時系列と本編との関係
ウルヴァリンのスピンオフは3作ありますが、それぞれの立ち位置と時間軸を把握しておかないと混乱しがちです。
以下のように整理すると理解しやすくなります。
ウルヴァリン三部作の構成と流れ
公開年 | 作品名 | 内容・位置づけ |
---|---|---|
2009年 | ウルヴァリン:X-MEN ZERO | ウルヴァリン誕生の物語。彼の過去と能力の起源が明かされる。時系列では最古 |
2013年 | ウルヴァリン:SAMURAI | 『X-MEN: ファイナルディシジョン』後のエピソード。日本が舞台の単独ストーリー |
2017年 | LOGAN/ローガン | 未来の終末世界。老いたウルヴァリンの最後を描いた感動作 |
特に『LOGAN/ローガン』は、シリーズ全体の“感情の締めくくり”とも言える名作です。
Rotten Tomatoesで【93%】、Filmarksでも【4.1】と最高評価を受けており、ヒュー・ジャックマンの渾身の演技が光ります。
▶ IMDb|
注意点として、ウルヴァリン三部作は本編(X-MENシリーズ)と完全に整合していない部分があります。
特に『X-MEN ZERO』は設定上の矛盾がいくつか指摘されており、“並行世界的に観る”のがコツです。
デッドプール1〜2〜3:MCU接続の状況


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デッドプールシリーズは、X-MEN本編とはやや離れた“異端”のポジションで展開されてきましたが、2024年公開の『デッドプール&ウルヴァリン』ではついにMCU本格参戦となります。
デッドプールシリーズの流れ
- デッドプール(2016)
- ぶっ飛んだメタ発言、ブラックジョーク満載。
- X-MENメンバー(コロッサスなど)も登場しますが、関係性はゆるやか。
- デッドプール2(2018)
- タイムトラベル要素やチーム編成など、MCU接続の布石が見え始める。
- デッドプール&ウルヴァリン(2024)
- マルチバースとMCUの世界観が絡み合う、シリーズ最大のクロスオーバー。
MCUフェーズ4以降の方向性に興味があるなら、このデッドプールの展開は見逃せません。
監督ショーン・レヴィのコメントでは「MCUらしさを活かしつつ、デッドプールの過激さは保つ」とのこと。



デッドプールシリーズを見るなら『フューチャー&パスト』以降がおすすめ!
ニュー・ミュータンツなど外伝作品の扱い
『ニュー・ミュータンツ』(2020)は、X-MENの世界観をベースにしたホラータッチのスピンオフですが、本編とはほぼ無関係です。
- 登場人物は全員オリジナルキャラ
- 他のX-MENメンバーとの直接的な絡みなし
- 世界観共有はするが、タイムラインや物語の主軸とはズレあり
Filmarksでは【3.1】、IMDbでは【5.3】とやや低めの評価にとどまっています。
VOD視聴者の間でも「X-MENとして観ると肩透かし」「単独ホラーとして観るとそこそこ楽しめる」という声が多い印象です。
▶ IMDb|
そのため、「世界観を深掘りしたいコアファン」や「X-MENの異色作に興味がある人」以外には、無理に観る必要はない作品と言えるでしょう。
- ウルヴァリン三部作:本編とゆるやかに繋がるが、並行世界視点で観ると理解しやすい
- デッドプール1〜3:MCUに統合されつつある“笑える外伝”。シリーズ理解にも今後重要
- ニュー・ミュータンツ:完全スピンオフ。独立作品として認識すればOK!
X-MENシリーズはどこで見れる?(Disney+/Amazonなど)


X-MENシリーズを観たいけれど、どの配信サービスで何が観られるのか迷う…。
そんな方に向けて、最新の配信状況を調査し、主要なVODサービス別にわかりやすくまとめました。
配信状況は変動するため、視聴前のチェックもお忘れなく!
X-MENシリーズが観られる主な配信サービス
主要VODの中でも、X-MENシリーズの取り扱いには大きな違いがあります。
実際に私もすべてのVODを契約して観比べてみましたが、使い勝手や配信数はそれぞれ異なります。
Disney+:基本的に全作網羅


現時点で最もX-MENシリーズに強いのは、やはりDisney+です。
ディズニーが20世紀フォックスを買収したことで、旧X-MEN映画シリーズの配信権を一括管理できるようになりました。
- 旧三部作やスピンオフ、リブート作までほぼ全作品が見放題
- 『デッドプール』『ローガン』などR指定作品も視聴可能(ペアレンタルコントロール設定推奨)
- 4K・字幕・吹替対応も充実
私が一気見した際も、唯一すべてを網羅していたのがDisney+でした。
特に『フューチャー&パスト』『ファースト・ジェネレーション』といった評価の高い作品も視聴可能!(ちなみにFilmarks評価も軒並み★4.0以上のラインナップです。)
なので、見るならDisney+が圧倒的におすすめです!
Amazon Prime:一部レンタル/購入形式


Amazon Primeでは、X-MEN作品の多くが【個別レンタル/購入形式】で提供されています。
プライム対象外のことが多く、見放題ではありません。
- 1作品あたり300円〜500円でレンタル
- HD/字幕/吹替の選択可
- 旧作中心に配信されており、新作はやや遅れて反映される傾向
たとえば『X-MEN: ダーク・フェニックス』はレンタル可能でしたが、『デッドプール&ウルヴァリン』の配信はまだ未定(※2025年7月時点)。
全作品観るならコスパ面ではDisney+に劣ります。
Netflix/U-NEXTの配信状況


意外かもしれませんが、【Netflix】ではX-MENシリーズの取り扱いが非常に限定的です。
2025年現在は配信なし、または一部スピンオフのみという状態です。
U-NEXTに関しては、旧作を一部レンタル対応しているものの、ラインナップが不安定で、ディズニー系作品が継続的に配信される保証はありません。
- Netflix:現在X-MENシリーズ本編の配信なし
- U-NEXT:一部旧作をレンタル配信(ポイント可)
- ※2025年8月現在は配信なし



「今すぐ全シリーズを楽しみたい」なら、この2サービスは選択肢として優先度は低めです。
【早見表】主要作品 × 配信対応表
以下に、代表的なX-MEN関連作品と、各VODでの配信対応をまとめました(2025年7月時点調査)。
作品タイトル | ![]() ![]() Disney+ | ![]() ![]() Amazonプライム・ビデオ | ![]() ![]() Netflix | ![]() ![]() U-NEXT |
---|---|---|---|---|
X-MEN(2000) | ○ | ○ | × | △(時期により) |
X-MEN2 | ○ | ○ | × | △ |
X-MEN: ファイナル ディシジョン | ○ | ○ | × | △ |
ファースト・ジェネレーション | ○ | ○ | × | △ |
フューチャー&パスト | ○ | ○ | × | △ |
アポカリプス | ○ | ○ | × | △ |
ダーク・フェニックス | ○ | ○ | × | △ |
デッドプール1・2 | ○ | ○ | × | △ |
LOGAN/ローガン | ○ | ○ | × | × |
ニュー・ミュータンツ | ○ | ○ | × | △ |
デッドプール&ウルヴァリン | ○ | × | × | × |
※配信状況は2025年7月時点の調査に基づいています。最新情報は各サービス公式サイトでご確認ください。
X-MENシリーズに限らず、VODの配信コンテンツは契約更新や権利の移行などで突然終了することもあります。
とくにAmazonやU-NEXTのように「期限つきレンタル配信」が多いサービスでは、ある日突然消えてしまうことも…。
私の経験でも、「よし観よう!」と思った瞬間に配信が終了していたことが何度もあります。
そのため、
- 観たい作品は見つけた時にすぐ観る
- 複数VODを併用して情報収集する
- Disney+のように権利元直営のサービスを中心に使う
といった姿勢がおすすめです。
よくある質問:X-MENシリーズの見る順番Q&A
「X-MENって難しそう…」「どれから観ればいいの?」そんな不安や疑問、よくわかります。
20年以上続くシリーズだけに、情報量も多くて戸惑いますよね。
ここでは、私自身がよく聞かれる質問を厳選してわかりやすく解説します。
MCUしか観たことないけど、X-MENを楽しめる?
はい、まったく問題ありません。
むしろ今から観るならベストなタイミングです。
というのも、X-MENシリーズは『デッドプール&ウルヴァリン』から正式にMCU入りします。
MCUしか知らない方でも、マルチバース設定のおかげで旧作を知らなくても楽しめる設計になっているんです。
さらに、Disney+では主要作品を一挙視聴できるので「気になったら順番に観る」スタイルでOK。
『ファースト・ジェネレーション』や『ローガン』あたりは、単体でも高評価(IMDb 8.1 / Filmarks ★4.1)で、初見でも十分に楽しめます。
映画だけ観れば十分?アニメやドラマは?
映画だけで完結します。アニメやドラマは補足的な要素が多く、映画の本筋とは直接関係しないものが大半です。
たとえば『X-MEN: アニメイテッド・シリーズ』(1992年)はファンの間で人気がありますが、ストーリーのつながりはなく、あくまで別世界の物語です。
ただし、MCUドラマ『ワンダヴィジョン』や『ロキ』に旧X-MEN俳優が登場しているため、「マルチバース的な接点を知りたい」という方には補足としておすすめです。
デッドプールだけ観ても問題ない?
問題ありません。むしろ「X-MENは長すぎて追えない…」という方こそ、デッドプールシリーズは入り口として最適です。
- ギャグ・アクション中心でテンポがよく
- 本編とのつながりもゆるやか
- 『デッドプール2』ではX-MENチームとも共演
また、2024年公開の『デッドプール&ウルヴァリン』は「X-MENとMCUをつなぐ鍵」として注目されており、X-MENを知らなくても設定がわかるように丁寧な構成がされています(監督ショーン・レヴィ談)。
子どもでも楽しめる?年齢制限はある?
一部作品には年齢制限があります。
とくに以下の作品はR指定(15歳以上)なので注意が必要です。
- デッドプール1・2(R15+)
- LOGAN/ローガン(R15+)
- ニュー・ミュータンツ(PG-13相当)
暴力表現や下ネタが強めの作品が多く、小さなお子さんと一緒に観る場合は『ファースト・ジェネレーション』や『X-MEN2』などをおすすめします。
Disney+ではペアレンタルコントロールの設定が可能なので、お子さんが誤って視聴しないようにすることもできます。
「見なくていい」と言われてる作品はなぜ評価が低いの?
いくつかの作品が「見なくてもOK」と言われる理由は、主に次の3つです。
- ストーリー本編とのつながりが薄い
- キャラの描写や設定に矛盾がある
- 評価が大きく分かれる
たとえば『ウルヴァリン: SAMURAI』は日本が舞台という珍しい設定ながら、テンポの悪さや物語の粗さが原因でFilmarks評価は★3.1程度。
『アポカリプス』も大作ながら「キャラが多すぎて印象が薄い」と言われがちです。
もちろん「好きな人は好き」な要素もあるので、余裕があれば観ても損はありませんが、初心者が最初に手を出すべき作品ではないでしょう。
X-MENとMCUの関係性は?今後どうなる?


Disney+公式サイト
これまで別ユニバースで展開されてきたX-MENシリーズが、ついにMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に本格的に統合されようとしています。
特に2024年公開の『デッドプール&ウルヴァリン』は、その象徴とも言える重要作。
これまでの背景やマルチバースの仕組み、今後の再起動(リブート)まで、最新情報に基づいて解説します。
MCU統合の背景(ディズニー買収など)
X-MENがMCUとクロスオーバーできるようになった直接の要因は、2019年3月のディズニーによる21世紀フォックス買収です。
これにより、以下の主要フランチャイズの映画化権がマーベル・スタジオに移りました。
- X-MEN
- デッドプール
- ファンタスティック・フォー
これまでは権利の壁により実現できなかった共演が、ようやく現実に。
その証拠に、以下のMCU作品ではすでに旧X-MENキャストが登場しています。
- 『ワンダヴィジョン』(2021):クイックシルバー(エヴァン・ピーターズ)
- 『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』(2022):プロフェッサーX(パトリック・スチュワート)
いずれも“マルチバース”という設定を活用した登場であり、シリーズ統合に向けた「接着剤」として機能しています。
「デッドプール&ウルヴァリン」で何が起こる?
『デッドプール&ウルヴァリン』(2024年)は、X-MENとMCUの正式な接点を構築する記念碑的な一本です。
X-MENキャラのMCU正式登場
本作では、ヒュー・ジャックマン演じるウルヴァリンがついにMCU世界に参入します。
しかもそれだけではなく、旧X-MENキャスト――
- マグニートー(イアン・マッケラン)
- ミスティーク(レベッカ・ローミン)
などもカメオ出演しています。
ショーン・レヴィ監督とライアン・レイノルズは、
「この作品はMCUにおけるミュータントの時代の幕開けだ」
と語っており、従来のシリーズの延長線というよりは、新たな章の“プロローグ”として位置付けられているのです。
マルチバースによる接続可能性
『ロキ』や『ドクター・ストレンジ』などでも描かれた「TVA(時間変異取締局)」が本作でも登場し、物語はマルチバース構造に大きく依存しています。
具体的には、
- Fox版X-MENの世界=Earth-10005
- MCUの世界=Earth-616
この2つをTVAの介入と“アンカービーイング”という概念を通して接続する展開となっています。
ウルヴァリンはこのアンカービーイングとして、複数のタイムラインを安定させる重要な役割を持って描かれます。
これにより、旧シリーズの歴史や設定が切り捨てられることなく“正統に組み込まれる”形が実現しています。
今後のX-MEN再起動(リブート)の可能性
『デッドプール&ウルヴァリン』を経て、完全新キャストによるX-MENリブート計画が始まっています。
マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長は、この企画が「Chunnel(チャネル)」という仮タイトルで進行していることを公式に認めました。
さらに注目すべきは以下の流れです。
- 『アベンジャーズ:ドゥームズデイ』(2026年予定)では旧X-MEN俳優(パトリック・スチュワート、イアン・マッケランなど)が登場予定
- 『アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ』(2027年予定)でMCUはリセットされ、新しい時間軸へ
- リブート後、若手キャストによる新生X-MENチームが登場予定
この新チームは、「若者の所属感のなさ」をテーマに現代的アプローチで描かれるとされており、X-MENの本質である“異質と共存”のテーマをさらに深める試みといえます。
まとめると
- ディズニーによる21世紀フォックス買収(2019年)でX-MENのMCU参入が可能に
- 『デッドプール&ウルヴァリン』がその公式な始動点
- TVAとマルチバース設定で、旧X-MENシリーズを正統にMCUへ統合
- リブート計画「Chunnel」が進行中、2026~2027年に大規模再構築へ
- 若手X-MENチームが現代的テーマで再登場予定



X-MENシリーズを20年以上追いかけてきた身としては、今この瞬間がシリーズ史上最もエキサイティングだと断言できます。
これからのX-MENは、ただの続編ではなく「新時代の幕開け」。
その第一歩を、しっかり見届けましょう。
まとめ:X-MENシリーズは“順番”で面白さが変わる!
X-MENシリーズは、ただ観るだけではもったいない。
観る「順番」によって、ストーリーのつながりやキャラクターの変化がより深く味わえます。
ここで、あなたに合った見方を振り返りながら、これからどう楽しむかを整理しましょう。
おすすめの見方を再確認(目的別まとめ)
X-MENは作品数が多く、見る順番に迷いやすいですが、「目的別」に整理すればスッキリします。
- 🔰 初心者・まずは楽しみたい方
公開順で視聴(2000年〜)。複雑な時系列に悩まず、シリーズの進化を自然に味わえます。 - 🎬 ストーリーの流れ重視派
時系列順で視聴。キャラクターの過去や因縁が分かりやすく、世界観に没入できます。 - ⏱ 時間がない人
名作5〜6本に絞った時短コース。『ファースト・ジェネレーション』→『フューチャー&パスト』→『ローガン』など。 - 🔄 MCUとの連携を重視する人
『デッドプール』『ローガン』『デッドプール&ウルヴァリン(2024年)』など、マルチバース作品を重点的に。
時間がない人への時短コース(厳選7本)
私が薦める、ハズレなしの厳選7本はこちら。
- 『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』(2011年)
- 『X-MEN』(2000年)
- 『X-MEN2』(2003年)
- 『X-MEN: フューチャー&パスト』(2014年)
- 『デッドプール』(2016年)
- 『X-MEN: ダーク・フェニックス』(2019年)
- 『LOGAN/ローガン』(2017年)
この7作でシリーズの骨格・感情・MCU接続が一通り理解できます。
Filmarks評価も★4.0以上が多く、初心者にも安心です。
MCUとの今後の展開に備えて予習しよう!
『デッドプール&ウルヴァリン』(2024年)以降、X-MENはMCUに本格参入します。
マルチバース展開が進む中、過去作を観ておくと今後の作品が何倍も面白くなること間違いなし。
- TVA(時間変異取締局)=マルチバース管理機関(『ロキ』登場)
- Earth-10005=Fox時代の旧X-MENユニバース
- アンカービーイング=MCU内の時空安定の鍵(ウルヴァリンに関係)
そして、『Secret Wars』(2027年)では完全なX-MEN再起動も予定されています。



今は「旧シリーズの集大成」と「新時代の幕開け」が交差する、最高にアツいタイミングです。
今すぐ観たい人は、X-MEN全作とスピンオフを網羅している Disney+がおすすめ!
MCU作品も同時に見放題なので、これからのマルチバース展開に備えるなら最適です。
X-MENシリーズは、ただのアクションではなく、“マイノリティとして生きる人々の痛み”や“家族・アイデンティティの再定義”を描いた濃厚なドラマでもあります。
ぜひ、自分のペースで、自分らしい順番で、この壮大なサーガを楽しんでください。
\X-MENシリーズ全作見放題配信中!/


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